大納言の東京神社レポ(靖国編)
私もから氏と同じく神社レポです。から氏とは若干方向性は異なりますが。
パクリではない。
今回は目黒から向かいました! 常にホットな(?)靖国神社ですから、例大祭も大きなものなのでしょうと期待。写真は目黒駅前です。
iphoneアプリで調べたところ、目黒駅からならば地下鉄南北線で、靖国至近の市ヶ谷まで一本です。ラッキー!
目黒駅は中が綺麗でしたねー。地下鉄の駅といえど色々あるようです。高田馬場のように、「The コンクリ」感はありませんでした(笑)
五六駅ほどすると市ヶ谷です。市ヶ谷と言えば防衛省があることでも有名ですね。ですがこのあたりにはそのほかにも、法政大学や皇居外堀(つまりこの付近から広義には江戸城敷地内ということに)、上智大学、ローマ法王庁、イスラエル大使館などなど、日本の中核と言える場所です。君の名は。で一躍有名になった中央線も、このあたりを走っているんです。(実際市ヶ谷は中央線も通っています)
といいつつも、駅外は意外にも完成。新宿や池袋のような煩雑さ
はありません。
写真にあるのが皇居外堀。この向こう側は江戸城敷地内です。ちなみに木の陰に隠れていますが、この向こうに中央線が走っています。
ここから橋を越えて法政大のビルがあるエリアを抜けると、そこはもう靖国神社の近く。
写真は南門です。
皆さんも近くの神社を調べてみてください。神社というものは南向きや東向きに建てられていることが多いのです。これについて気づいていらっしゃる方は中々いないのではないでしょうか。
由来に関しては確定的な説は見当たりませんが、俗説は多くあります。兵庫県西宮市の廣田神社の公式サイトを見るに、やはりどうやら太陽信仰が大きく関わっているようですね。つまり、太陽に相対するように向けられているようです。
漢字文化圏であると、皇帝の宮殿(天皇陛下の皇居や京都御所)などはほぼ南向きです。これは、不動の北極星の存在が天子に見立てられるからだと考えられています。(北京の紫禁城、京都御所の紫宸殿の"紫"は、紫微星(北極星)を指しますので)
閑話休題。
「あれ……なにもやってなくね……?」
期待を裏切られました。そこにあるのは、普通の拝殿のみ。どうやら儀式らしきものは、午前中で終わってしまったようなのです。
しょうがないので参拝して、東向きに伸びる参道を逆走します。
やっぱりなにもやってねえじゃねえか!!
完全に期待を裏切られました……。しょうがないので、神社のこの雰囲気を楽しむことに。
参道広くて気持ちいい。
参道を横切る降車場を横断すると、すぐそこにお土産屋さん。
寅さんかよ。
これまた昭和の香りのするお店が奥にありました。
今時電報打つ人がいるのか?
うーん、いい感じ(笑)
これ以上見るものもないので、売店を後にして再び参道を逆走。大村益次郎像がありましたが、この人については知らないのでスルーします。
結局何事もなく第一の鳥居に。これデカいです。奥に見える小さいのが大村益次郎像。
(この写真はオマケ。右の赤信号の奥が武道館。左の白い建物の手前に小さく見える、和洋折衷風の建築物が、軍人会館として設立されて二二六で戒厳司令部となり、東日本大震災をきっかけに閉館した歴史の遺物、九段会館)
意外だったのは、外国人観光客(しかもアジア系)が多かったことですね。意外な理由はあえてここに記しませんが。
以上、東京九段下より大納言がお知らせしました。
日本文化系の質問は大納言あてにお願いします。
参考サイト(※できる限り信頼できるソースを表示しますが、やむを得ない場合はWikipediaやネット辞典を参考させていただきます。)