二都大学生物語

東京と京都に住む二人の低学歴で運営する生産性のないクソブログ。というか俺(大納言)のお絵かき練習場

こくぶん!こくぶん!

 読者の皆さん、はじめまして! 記者二号の大納言と申します。私が投稿するのはこれが初めてですね。緊張してしまいます(笑)

 私もから氏と同じく、中堅私立(笑)大学に進学した者です。とはいえ、彼は法学、私は国文学とジャンルは全く違います。ですが、そのほうがこのブログではより幅広いジャンルの話を取り扱うことができるので、有利かもしれません。

 

 さて、私の記念すべき第一回のテーマですが……。から氏が「大学に行く意味」という初っ端から重いテーマをぶち込んでいるので、私もそれに準じてそこそこシリアスめな話をしたいと思います。

 

 それは、「私が文学部へ入ったわけ」です!

 

 先述しましたが、私は国文学科のものです。

 はい、そうです!「どこに就職するの?」という返答窮する質問を一身に受ける肩身の狭い大学生の一人というわけです。

「いや、どこに就職するの? とか聞かれても。別に私は就職をしたくて大学来たわけじゃなくて、学問をしたくて大学に来たんだよ……」という本音はありますが、実際は、「あははー。どこかできるといいですね」と笑顔で返答します。(まあまず間違いなく、その日のうちにそいつのメアドは抹消されることになるでしょうが)

 

 ……冗談かましている場合ではありません。世の中の多くの人がから氏の言う通り、大学=就職予備校と考えているからです。実際、少なくない大学生がそういう考えで入学したのでしょう。たしかに、高卒と大卒では平均年収・生涯年収に大きな差が出るという話もよく耳にします。

 

 そんな肩身の狭い世の中で、私たちが文学部を選んだのには理由があります。

 

 私たちは、純粋に学問を修めんと大学に来たのです。

 

 私は元来、宗教学、民俗学、日本文学史近代文学といった多くの分野に興味を持っていました。しかし独学で学べる範囲は狭く、さらに高校生の分際では学び方も知りません。ですから、大学に行ってきちんとした教育を受けようと思ったのです。

 

たしかに!法学部経済学部を出て立派な会社に就職する。夢のような話です。地位も名誉も受けることができるでしょう。しかし私は、きちんとした学問を修めて教養人になることこそ、まず私がすべきことだと考えました。

 

皆さんの中にもしかしたら高校生の方がいて、「文学部行っていろいろやりたいけど、就職がなあ……」と思っておられるかもしれません。しかし、自分のやりたいことをやることこそ、大学に行く一番の理由だと思います。興味があるなら結構ですが、興味のない分野を四年間やっても、それに関する十分な見識を持たなければ、結局企業の内定はもらえないでしょう。それは結局、大学生活を有意義に活用できなかったあなた自身を見られているからです。

 

また、「文学部は就職に弱い」とよく聞きますが、それは半分正解で半分間違いです。たしかに文学部は法学部や経済学部と違い、就職に有利ではありません。しかし、様々な大学の就職データを調べていただければわかると思いますが、文学部卒業生は安定して大企業に行くことはありませんが、多くの生徒が多岐にわたる分野で活躍しています。金融、不動産、マスコミ、商社。これらの存在は、文学部がただ単純に就職に弱いという理論をひっくり返すには十分な証拠だと思われます。メガバンクや大手商社の先輩方もいらっしゃいますからね。

 

いろいろと脈絡のない話を繰り広げましたが、言いたかったことはただ一つ

「就職とか余計なことを考えず、やりたいことをやろう!」

ということです。そうすることで将来、大学生活を有意義だったと自信をもって言えるようになると思います。

 

以上、大納言でした。

 

 

 

 

入るなら私立じゃなくて国立の文学部にしとけよ!私立は当たりはずれ大きいぞ!

 

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